どうも、にじ丸です。

引き出し式シンク下に食器収納できないか考えてる人「毎日毎日食事の度に食器棚から食器を出してきてまたしまうのがほんと億劫。シンク下に食器が収納できたら便利そうだけど実際どうなのかな。引き出し式のシステムキッチンなんだけど、何か良いアイデアがあれば知りたい。」
今回の記事ではこんな悩みに答えます。
家事の中でも食事の支度って、それに付随する家事をすべて含めると一大事ですよね。なるべくなら、効率よく、手間なく済ませたいものです。
私は洗い物はそれほど苦ではないのですが、洗った後の食器諸々を片付けるのが大嫌いでして、何とかならないものかと常々思っていました。それが、よく使う食器はシンク下にしまうことを思いついたらこれが大正解ですごく良い。家事がものすごく楽チンになりました。
というわけで、私が実際にシステムキッチンのシンク下(引き出し式)にどのように食器を収納しているのか、具体的な収納アイテムを交えながら写真でご紹介します。
★この記事で分かること
・【結論】よく使う食器はシンク下にしまうのが正解です
家事を減らしたい、効率よくこなしたいという方にも朗報かと。それではどうぞ。
※あくまでもシンク下が引き出し式のシステムキッチンの場合です。扉タイプをお使いの場合は参考にならないと思います。
※見た目云々より効率優先のため、雑なのがムリな方にはお目汚しかもしれませんm(._.)m
【写真あり】100均アイテムを使うシンク下食器収納の方法
ズバリ、今回は100均のアイテムをつかった収納方法となります。
シンク下専用の収納グッズはお高い
ネットを探すと、一応シンク下専用の収納グッズはあります。
私が見つけたのはこちら。
うーん、ぶっちゃけ高くないですか?縦に深い空間を有効利用できるように設計されており、確かに使いやすそうではありますが、中を仕切るためだけに1万円を超える金額はちょっと出せないな〜という感じです。
100均アイテムで充分対応できる
100均アイテムでも、試行錯誤したら何とかなります。先に完成品をお見せすると以下の感じ。
引き出しを目一杯引き出して真上から撮ったところ。
真横(左)から見たところ。
真横(右)から見たところ。
このような収納をつくるための具体的手順を以下でお伝えしますね。
100均アイテムを使うシンク下食器収納の具体的手順
手順はざっと次のとおり。
2.100均アイテム調達(空間を上下に分ける)
3.下段にしまうものを考える
4.上段にしまうものを考える
順に具体的に説明します。
1.引き出しの寸法を測る
まずはじめに引き出しのおおよその寸法を測ります。
メモ書き。汚くてすみません。でも自分が分かればなんでも良いと思います。
ちなみに上のUの字部分は排水管がくるところ、下の横長の細い空間は備え付けの包丁入れです。
※包丁入れは取り外すことができることが分かり、最終的には取っ払ってしまいました。
2.100均アイテム調達(空間を上下に分ける)
縦に深い空間をそのまま使ったらたくさん収納できないので、空間を上下に仕切る工夫をします。
すでに下段に物を入れてしまっている写真で申し訳ないのですが、100均アイテムでこのようにしました。
この時点で手前(扉の裏)に付いていた包丁入れはとりあえず思い切って取りはずしてあります。
整理棚で空間を上下に分ける
棚に使ったのはこちらの2種類のアイテム。
●積み重ね整理棚(ダイソー)
サイズ:横39.5cm×縦14cm×高さ15.5cm
●積み重ね整理棚(ダイソー)
サイズ:横39cm×縦24cm×高さ18cm
やってみる前はもっと規則正しく棚をぴったり置くイメージだったのですが、実際やってみると、下段のものを取り出すにはそれでは無理だと分かりました。で、この配置。ポイントは、ある程度の余白を設けてそこから手を入れて下段のものを取り出せるようにしたことです。
新たにできた上段にカゴを並べる
100均の整理棚で空間を上下に分けることができたら、上段を活用するためにカゴを並べます。空間をムダなく使うために、なるべくぴったりのサイズを探すのがオススメ。
ダイソーではこちらの2アイテムがわりとぴったりでした。
●収納バスケット 竹編み調・フタ付(ダイソー)
サイズ:26cm×19cm×高さ10.5cm
(こちらは大きい方の整理棚に2つ並べます。フタは使いません)
●商品名不明(ダイソー)
サイズ:?
(こちらは小さい方の整理棚に。なかなか合うサイズがなくてやっと探したもので、たしかこれはCD?単行本?用だったと思います)
これでようやく下段と上段それぞれに物がしまえる状態になりました。
3.下段にしまうものを考える
既出ですが、下段の収納はこのようにしました。
棚の隙間に滅多に使わないトレー、もともと使っていたカゴ(これも100均)にスポンジの予備、蛇口用浄水カートリッジの予備、除菌セスキ激落ちくん(粉末)など。ちょっと取り出しにくいですが、頻繁には出さないのでこれで十分です。飛び出し気味の除菌セスキ激落ちくんがポイント(笑)
棚のない空間には、高さのあるキッチンハイター、クレンザーなどなど。棚の下には、包丁研ぎの道具などなど。
ざる、ボウル、余ったカトラリー仕分け用のトレイ(処分検討中)。頻繁に取り出すもののため、種類を厳選して数を減らしました。
わずかに空いた隙間に、大きめのプレート3枚がちょうど入りました。
炊飯ジャー、お米研ぎ用のボウルはここに。右奥に入らないことはないですが、頻繁使用で出し入れがストレスになるためここに置いてます。あと、我が家のまな板はペラいので左奥棚と排水管ガードの間に入りました。
以上で下段は完成です。
4.上段にしまうものを考える
上段にはいよいよ食器類を収納していきます。
こちらも既出ですが、最終的にはこのようになります。
4人家族で収納できたものは以下のとおり。意外に入りました。
・お茶碗、お碗×各3
・皿(大・小)×各4
・プレート(大×3、小×1) ・小鉢3種×各4
・大鉢×2
・おはし×8
・スプーン(大・小)×各4
・フォーク(大・小)×各4
・れんげ、木製スプーン×各2
・ナイフ、フォーク×各2
・グラス×4 ・コーヒーカップ×2 ・コップ(プラスチック)×5
味噌漉し、計量カップ、野菜スチーマー、泡立て器、包丁
プラスチックのコップ5個は当初ここに入れる予定ではなかったのですが後で入れたくなったため、左右の整理棚にちょうど引っかかる大きさの入れ物で仮置きしてます。棚の高さが微妙に違うのでナナメになりますが、細かいことは気にしない(笑)
あと余談ですが、食器・カトラリー類以外の調理器具などは、ここに一緒に収納したほうが便利なものを厳選。
菜箸、お玉、フライ返しなどその他の調理器具はIHの下に、フライパン・鍋などと一緒に収納しています。
以上で下段・上段ともに収納が完成しました。
【結論】よく使う食器はシンク下にしまうのが正解です
100均アイテムを使って引き出し式シンク下に食器類を収納するようにしたら、後片付けがほんと楽になりました。かなりオススメ。
私だけかもですが、食器棚のいわゆる横方向からの出し入れよりも、シンク下の上からの出し入れの方がラクだと感じました。
食器を厳選すればシンクまわりで食器の出し入れが完成する
もちろん手持ちの食器すべてをシンク下に収納することはムリですが、よく使う食器だけを集めてシンク下に収納すれば、食器棚→シンク→食器棚と行き来しなくても、シンク周りでの出し入れだけでほぼ済みます。
(我が家は引き出しの横に食洗機が付いているので、乾燥が終わったらすぐ横に移すだけ)
我が家の場合は、今回シンク下に収納した食器類だけで、おそらく約8割は事足りているかと。
さいごに:シンク下食器収納を考えると家事の効率化&断捨離も叶うのでオススメです
たかが食器しまい、されど食器しまい。 毎日のことなので、あなどれないと思います。
シンク下に食器を収納するようにしただけで家事の効率も良くなったし、嫌いな食器しまいのストレスもなくなりました。
しかも、シンク下にしまえるだけの必要最低限の食器類で事足りるんだということがハッキリと分かったのも大きいです。
余分なものは思い切って処分に回しました。
頻繁に人を招いて料理をふるまったりパーティするなら話は別ですが、我が家のように共働きで子供もいる家庭の場合、毎日の食事はルーチンワークのようなものなので、ムダなく効率よく日々を回すことを優先するのもありかなと。
同じような環境の方の参考になれば幸いです。